日時 | 寄港地 |
8月7日 | 長崎県佐世保市 |
9月21〜22日 | 鹿児島県鹿児島市 |
9月24〜25日 | 宮崎県日向市 |
9月27日 | 大分県別府市 |
9月29日 | 福岡県北九州市 |
11月17日 | 京都府舞鶴市 |
11月23日 | 青森県むつ市 |
11月26日 | 神奈川県横須賀市 |
12月3日 | 香川県高松市 |
12月5日 | 広島県呉市 |
階層 | 主な展示物など | 個人的な感想 |
7F | ・展望ロビー ・映像ホール 上映作品「5つのスピリッツ」「波とうを超えて」 ・陶板画 | ・最上階が展望ロビーになっており佐世保基地(立神桟橋や倉島岸壁)や自衛隊佐世保病院を高い位置から見学する事ができます。 ※ただし眼前に西九州自動車道が通っており景観が遮られてしまうのが難点です。 展望ロビーからの景色のみ写真撮影OKと言われたのでスマホで撮ったのですが、綺麗に撮れてないので画像掲載は見送りました。 ・「DEEP BLUE SPIRITS 〜海上自衛官 5つのスピリッツ〜」というプロモーションビデオが素晴らしい内容でした。 「決断」「信念」「挑戦」「団結」「情熱」という5つのテーマに分かれ、自他共に厳しい姿勢で任務に当たる「あしがら」艦長、 領海侵犯の監視に眼を光らせるP-3Cの搭乗員、男性にも負けじと厳しい訓練に挑む女性自衛官、 抜群のチームワークを誇るLCAC(くにさき)のクルー、多数の資格・技能を有し”スーパーマン”と呼ばれる航空士など 海上自衛隊の各部門で責任と誇りを持って任務に就くプロフェッショナルの姿を紹介した素晴らしいプロモーションビデオです。 ここだけのオリジナル上映作品という訳ではなく、海上自衛隊公式PVとしてYouTubeにもアップされているので是非ご覧下さい。 |
6F | ・海軍の軌跡 T 「徳川幕府海軍から明治海軍へ」 | ・ペリー艦隊の来航(1853年/嘉永6年)、勝海舟らによる咸臨丸での太平洋横断(1860年/万延元年)などが紹介されていましたが 自分にとってはあまり興味の無い分野だったので軽く見学しただけでスルーしてしまいました。ごめんなさい・・・ |
5F | ・海軍の軌跡 U 「日清・日露戦争時代の日本海軍」 | ・記念艦として有名な「三笠」の武勇伝、日露戦争においてバルチック艦隊に華麗に勝利した日本海軍などが紹介されています。 そしてこの辺も自分にとってはあまり興味の無い分野なのでスルー。申し訳ない・・・ |
4F | ・海軍の軌跡 V 「太平洋戦争時代の日本海軍」 | ・20世紀最大の戦争であり古今東西の海軍ファン、戦史ファンからも人気の高い第二次世界大戦(太平洋戦争)のコーナーなのですが 自分が関心があるのは戦後の海上自衛隊なのでこの辺もじっくりは見学しませんでした・・・ 本当に申し訳ない・・・ ・大戦中の大日本帝国海軍は現在の海上自衛隊の前身とも言える存在なので本来なら勉強しなければならない分野なのですが、 錯綜する各国の思惑、広範囲に及ぶ海戦エリア、複雑な戦闘記録、多種多様な軍艦などあまりにも情報が膨大で覚えきれません・・・ ・これら展示物の中で個人的に印象に残ったのが太平洋を中心として主要な海戦場所を解説した巨大ジオラマです。 それぞれの海戦ごとに解説VTRが流れており、映像と地図(模型)の相乗効果により比較的分かりやすい展示演出でした。 |
3F | ・海上自衛隊 T 「我が国における海上防衛」 | ・創設期から現在に至るまでの海上自衛隊の歴史・組織・艦船・装備などが細かく紹介されています。 なので戦後昭和〜現代の海上自衛隊が好きな自分にとっては非常に見応えのある展示内容となっています。 特に昭和20〜40年代の海自に関する資料(写真、書籍、模型など)は貴重です。(世間一般では創設初期の海自は不人気っぽい・・・?) ・歴代の制服なども展示されており、護衛艦見学などの際に現役の隊員さんの服装と比較するのも楽しいです。(コスプレの参考にしたい) ・市販品の艦船模型は1/700スケールが主ですが、ここでは1/100スケールの艦船模型が数多く展示されており大迫力となっています。 これら艦船模型の中で個人的に特に感激したのが戦後初の純国産護衛艦である「DD-101 はるかぜ」の模型です。 現在の護衛艦の基礎を築いた記念すべき艦であると同時に、模型市場では殆ど見かけない非常にレアな艦船模型だからです。 |
2F | ・海上自衛隊 U 「平時の海上自衛隊と史料閲覧室」 ・操艦シュミレーター | ・こちらは昭和後期〜現在までの海上自衛隊の組織編制や活動内容や各種装備品などが紹介されています。 1分隊・2分隊・3分隊・4分隊・5分隊といった艦内の各部署(Division)、アスロックや76mm砲弾の精密模型(カッタウェイ)、 艦内の食事で使用する凹凸ステンレストレー、南極観測任務の様子などここ20〜30年の海上自衛隊の活動や生活が紹介されています。 艦艇や基地の一般公開などに極力参加し、リアルタイムで海上自衛隊を追いかけてる自分にとっては非常に勉強になるコーナーです。 ・個人的にコレは面白い!と思ったのが「操艦シュミレーター」です。自動車教習所の運転シュミレーターみたいな機械があり ハンドルでの操舵、ボタンによる左右への視点切り替え、微速・原速・一戦速(3ノット刻み?)といった速度操作を行い艦を操縦します。 この操艦シュミレーターの感想としては艦船は慣性エネルギーが強い&死角が多いです。 例えば出航直後の最微速では速度が遅く舵も十分に利かないので我慢できずについ原速などに増速してしまいますが、 そうすると数百メートル先の民間船が徐々に進路変更したり死角から小型船が接近したりと様々な危険が発生。 慌てて減速(CPPリバース)するも車の様にすぐに止まれるはずもなくヒヤリハットするという場面が何度もありました。 2008年に起こったイージス艦衝突事故の際に「最新鋭の艦なのに何で回避できなかったんだ!」みたいな声が多くありましたが 結局、艦船を操縦してるのは人間であり100%安全な航海は不可能だと実感しました。 また軍艦、民間船問わず艦船は死角が多いのでレーダーを過信せず見張り員(航海科)による肉眼での視認が重要だと再認識しました。 ※ちなみに今回の操艦テストでは比較的優秀な成績を収めた為か終了後の評価で「艦長になれるかもしれません」と言われました。 いやはや、とてもありがたい評価ですが自分には航海科は向いてないかなー。もし選ぶんだったら機関科がいいなーとか思いました。 |
1F | ・企画展示 ・佐世保地方隊史料展示 ・売店 | ・自衛艦の就役や退役、特別訓練などの際に製作される「記念楯」が壁一面に飾られ壮観な光景となっています。 特に「たかつき型」「やまぐも型」「ちくご型」など既に退役し現在では存在しない艦型の記念楯は歴史的価値があります。 ・72式魚雷(カッタウェイ)が展示されており複雑過ぎる内部構造を見学(撮影不可)出来ます。呉史料館にも同じ物が展示されてますが、 あちらは薄暗い館内で見上げる様にしか見学出来ないのに対し、佐世保の方は明るい場所で間近でじっくり観察できるのでオススメです。 ・売店にて「おうみ」と「佐世保史料館」の識別帽、さわぎりカレーを購入。販売してる識別帽は種類豊富でコレクターには嬉しい品揃えです。 |
07:08 佐世保駅 出発 (特急みどり4号・博多行き) ↓ 09:03 博多駅 到着 弁当やお土産を購入 ↓ 09:33 博多駅 出発 (山陽新幹線・のぞみ18号・東京行き) ↓ 10:34 広島駅 到着 ↓ 11:00 広島駅 出発 (呉線・安芸路ライナー・快速) ↓ 11:33 呉駅 到着 運賃 ・佐世保→広島市内(乗車券) ¥6990 ・佐世保→博多(自由席特急券) ¥1230 ・博多→広島(自由席特急券) ¥3340 合計 ¥11560+その他 |