1 起源 観艦式の起源は1341年、英仏戦争の時、英国王エドワード3世が自ら艦隊を率いて 出撃する際に、その威容を観閲した事に始まると言われています。 2 帝国海軍 我が国では明治元年天皇陛下をお迎えし、大阪・天保山沖で実施された観兵式(軍艦叡覧)が 観艦式の始まりであり、当時の兵力は6隻2452トンに過ぎませんでした。 「観艦式」という言葉が最初に使われたのは第4回目にあたる明治33年、 神戸沖で行われた大演習観艦式です。 帝国海軍最後の第19回観艦式は昭和15年横浜沖において実施された 紀元2600年特別観艦式であり、艦艇98隻622000トン、航空機527機が参加した 極めて壮大なものでした。 3 海上自衛隊 自衛隊記念日記念行事としての観艦式 昭和31年に「自衛隊記念日」が定められ、翌32年に自衛隊記念日記念行事の一環として 観艦式を実施することとされました。 |
「観閲部隊」=自衛隊の最高指揮官である内閣総理大臣が乗艦する観閲艦とその随伴艦隊によって構成。 「観閲付属部隊」=観閲部隊と並走する艦隊。多くの観客を乗せ並走するのが主目的で特に重要な役目は無し? 「受閲艦艇部隊」=内閣総理大臣による観閲を受ける部隊。観閲部隊に対し様々な訓練を実施・展示します。 |