航空自衛隊 百里基地 航空祭 「展示飛行編」
2016.11.27

まずは今回のフライトスケジュール(予定)を確認です。

見ての通りF-4が多く飛ぶスケジュールとなっています。流石は「F-4の最後の聖地」といった所ですね。
F-4が目当ての自分としては嬉しい反面、飛行シーンの撮影に時間を取られてしまうので地上展示機や
関連装備の撮影時間が制限されてしまうのが辛い所。「あちらが飛べばこちらが撮れず」って訳ですな。


それではいよいよ展示飛行の始まりです。今回使用するK-S2は先月購入したばかりで今回が初の実戦投入です。
被写体は高速で飛ぶ戦闘機という難しい題材であり、おまけに悪天候という一眼レフ初心者にはかなり厳しい状況。
それでも「退役が迫るF-4の勇姿を写真に収め記録に残したい!」という強い意志の元、頑張って撮影に臨みました。


百里基地に所属する航空機によるオープニング編隊飛行  (9:00頃)

U-125A、F-4EJ改、RF-4E、T-4など百里基地に所属する航空機が編隊を組んでオープニング飛行。

実はこの写真ですが撮影に際し完全に油断してました。この時自分は地上展示機の撮影に夢中で
「あー、そろそろ展示飛行が始まる時間だな。じゃあカメラの設定や使い方を再確にn・・・
ってもう来ちゃったー!? ええっと相手は飛行機だからシャッター速度をアレに設定して、
空模様がこんなんだから露出補正をプラスにして・・・ って駄目だ間に合わねぇぇ!! 
とりあえずオートで撮るしかねぇぇぇ!!」(パシャパシャパシャー)
的な感じで撮った1枚。

初っ端から貴重な編隊飛行シーンが撮影失敗気味になってしまったので慌ててカメラを再設定。

まずはレンズをシグマの70-300mmに交換、画像サイズは「3072×2048」に設定、
悪天候なので露出補正を+1〜1.3に設定、ISO感度やF値はとりあえずオートに設定、
シャッター速度はネットで調べると1/1250くらいがベストという意見が多かったのですが
初心者の自分にはよく分からないのでとりあえず1/1000に設定して撮影に臨みました。
※シャッター速度については撮影対象の航空機の速度や状態によって多少変更しました。


離陸する第301飛行隊のF-4

とりあえず練習として撮った1枚。素人目でも残念な写り具合なのが分かりますね・・・ プロパティによると
「シャッター速度1/500  F値7.1  ISO感度800  露出+1  焦点距離133mm」という感じです。
そして最初に報告しますが今回の記事で紹介してる画像の殆どはかなりトリミングしてます。

400mm以上が標準とも言える航空祭において300mmじゃ望遠が足りないのは勿論ですが
飛行機がフレームアウトする事が怖くて引き気味で撮った
というのも大きな理由の1つです。どうせなら300mmギリギリまで攻めるべきでしたね・・・


ファントム ビッグ フォーメイション  (9:30頃)

百里基地に所属するF-4 ファントムUが9機も並んで飛ぶという素晴らしいフォーメーション。

フォーメーションとしては先頭に第501飛行隊のRF-4Eが3機(ブルー迷彩×1、グリーン迷彩×2)
右翼に第302飛行隊のF-4EJ改が3機、左翼に第301飛行隊のF-4EJ改が3機という感じです。

・・・それにしても相変わらず綺麗に撮れてなくてすごく残念です。この写真の詳細情報としては
「シャッター速度1/125  F値11  ISO感度200  露出+1  焦点距離80mm」です。


百里基地に所属する3種類の飛行隊(301、302、501)のF-4



2016年11月の時点でF-4シリーズを運用してるのは
第301飛行隊、第302飛行隊、第501飛行隊の3つのみ

という認識で合ってるんでしょうか? ( ※後述しますが地上展示機に例外を発見)

2016年時点でのF-4シリーズの現存・稼働状況についてちょっと調べてみたんですが
戦闘機のF-4EJ系が52機、偵察機であるRF-4E系が13機という感じみたいです。
そして2021年頃には全機退役予定らしい。ヤヴァイ、余命僅かの超レア機種じゃん!

こんな感じでF-4シリーズの編隊飛行は終了。次は個々の機体によるフライトの紹介です。


F-4EJ改  (第301飛行隊・57-8353号機)



F-4は全体のデザインがカッコイイですよね。全長に対して胴体の幅が細くて尾翼も小さめだから全体的にスリムに
見えるけどエアインテークとか主翼とか所々シャープなデザインになってて美しさと猛々しさを兼ね備えた外見だと思う。


F-4EJ改  (第302飛行隊・87-8407号機?)





エンジンノズルより後方に伸びた尻尾の様な尾翼、翼端が上反角になってる主翼、空対空ミサイルの「スパロー」を半没式で
搭載する為の胴体底面の凹んだハードポイントなどが特徴的なF-4。現代機では見られない古き良き時代のデザインですね。

いや〜、それにしても相変わらず酷い写真写りでお恥ずかしい・・・
見ての通り全体的にボケボケです。今回初めての一眼レフ実戦デビューですがどうすれば綺麗に撮れるのか・・・
最適なシャッター速度の選択は勿論ですが、こういう曇りの日の場合は絞りを調整すればいいんでしょうか・・・?

ただ撮影技術自体は全然ダメですがカメラ自体の操作(ハードウェア的な意味)は途中から改善してきました。
利き目である右目でファインダーを覗いて航空機を補足・追跡しながら左手でズームリングを操作してベストな
焦点距離でフレームインしたらシャッターを押して連写でパシャパシャ撮る。これらの動作が楽しく感じました。

自分が大好きなゲームである「エースコンバット3 エレクトロスフィア」にてディジョンというエースパイロットが訓練飛行中に
「勘ではなく、HUDから機動(マニューバ)を読み取れ!」というセリフを言うんですが、それに倣い
「目視ではなく、ファインダーから機影(シルエット)を捕捉しろ!」とか考えながら撮影してました。


F-4のパイロット

展示飛行を終え着陸したF-4のパイロット。航空ファンからはファントム・ライダーと呼ばれ尊敬を集める人達です。
写真のファントム・ライダーは鋭い眼光を放つダンディーで格好良い漢でした。階級は「1等空尉」とかそういう感じでしょうか?


整備員?

コチラは整備の隊員さんかな? 航空機の華はパイロットだけじゃない、整備員も重要なチームメンバーです。
と言うか自分の祖父が「大日本帝国陸軍の航空科の整備兵」だったらしいので親近感のあるポジションです。


観客に手を振ってお別れ

残り寿命が少ないF-4 ファントムU。 パイロットも航空ファンもこの貴重な一時を心に刻みたいですね。


小松基地・第306飛行隊に所属するF-15J  (42-8841号機)



今回はF-4が目的だったのでF-15は軽く撮った程度ですがその割にはよく撮れてるかな。
F-15はF-4に比べてシルエットが大きいので撮影しやすく写真写りが映えますね。


エアブレーキやギアを出して空気抵抗の大きい状態での飛行


主翼端から発生するベイパー雲

航空機が飛行する際に主翼端の空気が急減圧され、空気中の水分が凝結して起こるのがこのベイパー現象。
戦闘機など空中機動性が高い機体で発生しやすく、また今日みたいに湿度が高い時はより発生しやすいです。

百里基地の主力部隊はF-4を運用する第301、302飛行隊なのでゲストであるF-15の飛行は控えめでした。

それとどうでもいい余談ですが現在世間ではファイナルファンタジー15(FF15)が発売され話題になっています。
なので街中でFF15という名前を見かけるのですが、名前がF-15と名前が似てるのでつい反応してしまいます。


F-4による模擬地上攻撃

F-4は戦闘機な訳ですが純粋な空中戦はF-15が担当しており、F-4は地上攻撃(爆撃)が主任務みたいですね。


F-4のハードポイント

模擬訓練なのでミサイルや爆弾は搭載してません。主翼のハードポイントに付いてるのはミサイルではなくパイロンです。
F-4が搭載可能な兵器(対地・対艦)について調べると80式空対艦誘導弾(ASM-1)、93式空対艦誘導弾(ASM-2)、
Mk.82(500ポンド無誘導爆弾)、91式爆弾用誘導装置など。機体自体が古いので最新の兵器の搭載は無理ですね。
そして「AGM-65 マーベリック」みたいな純粋な空対地ミサイルを装備していないのは専守防衛を掲げる自衛隊らしい。


地上攻撃後、機首を上げて現場を離脱するF-4

模擬訓練なので実際に爆弾の投下等はせず、低空で進入し標的を攻撃(仮定)して上空を通過していきました。
そして相変わらずベイパー雲がスゴい。主翼上面からブワッと出てます。


F-4の地上攻撃に対し20mmバルカン砲で迎撃するVADS

ブォーーン!と回る20mm6砲身、ボロボロと排莢される薬莢。ガンマニアとしては非常に興奮する光景であります!

用途や能力的には海上自衛隊のファランクスと同様の装備ですが人間が操作する半自動式だったり
薬莢が派手に排出されたりと独自の魅力があります。詳細は「装備品紹介編」にてリポートしてます。


射撃終了後の後片付け

空薬莢やベルトリンクを回収中。その空薬莢、2〜3個譲ってもらえませんか?


プログラムは順調に進行し次は「捜索救難展示」です。

「U-125A」

救難機と言えばヘリコプター(UH-60)が有名ですが、固定翼機も重要な装備です。
固定翼機故の速度と航続距離を活かして現場に急行し状況の把握や遭難者の捜索、
救難機材の投下、現場でヘリコプターのサポートを行うなど様々な任務をこなします。


U-125Aから投下された救難機材

ヘリの到着に備えまずは救難機材を投下。中には応急処置の道具や信号弾、非常食とかが入ってるんでしょうか?
格納庫にて救難機材の展示をしてたんですが(今回はF-4目当てなので)あまり詳細をチェックしませんでした・・・


隊員をラペリング降下させるUH-60J

救難ヘリである「UH-60J」が現場に到着しホバリングしながら隊員をラペリング降下させています。
UH-60シリーズは陸海空3自衛隊で使用される名機であり、それぞれカラーリングが異なります。
陸自仕様のグリーン、海自仕様のホワイト、空自仕様のブルーです。それぞれ個性出してますね。


ウインチによる負傷者の収容

負傷者がストレッチャーに乗せられ救難員と共にリフトアップされる様子です。救助作業を行う隊員は
救難員と呼ばれ、現地救護やラペリング、潜水などの技術を習得したプロフェッショナル達です。


救助作業中のUH-60Jの周囲をグルグルと旋回するU-125A

UH-60Jがホバリングしている間、U-125Aは周囲をグルグルと旋回しながら周辺の観測とサポートをしていました。
足が速くて航続距離が長いけどホバリングが出来ないU-125Aと、速度は航続距離は不足がちだけどホバリングしながら
救助作業が出来るUH-60J。異なる特性の航空機を上手く組み合わせた緻密で合理的な分担作業に正直感心しました。


負傷者の救助を終え現場から離脱するUH-60J

プロフェッショナルな救難活動を披露した後現場を離脱するUH-60J。会場では称賛と激励のアナウンスが流れます。
「我々航空自衛隊の救難隊は24時間365日事故や災害に備え活動しています。国民の皆様が安心して暮らせるように。
救難隊の皆さん、お疲れスキュー!」的な事を言ってました。うん、心に余裕とユーモアを持つ事は大事だよね!

近年は大規模災害が頻発しますます存在感が増している自衛隊。救難隊はその最前線とも言えます。
彼らがいれば安心して暮らせるのは事実ですが、彼らにばかり頼ってはいられません。国民一人一人が
防災の意識を持ち普段から行動すれば彼ら救難隊の負担は軽減し最大限の能力が発揮出来る筈です。
今回の捜索救難展示は我々国民も自衛隊と一緒になって防災意識を高めようと思える良い機会でした。


それでは次は皆さんお待ちかねの「ブルーインパルス」です。


1番機(編隊長機)と整備員  (10:30頃)

ブルーインパルスと言えば華麗に大空を舞う姿が有名ですが、それを実現する為には地上での入念な整備が欠かせません。
写真に写ってるのは「ドルフィン・キーパー」と呼ばれる整備員達です。1機に付き3名が配置され任期は3年らしいです。
上述でF-4の整備員についても触れましたが、「航空機はパイロットと整備員によって飛んでいる」と再認識する1コマです。


離陸準備中の5番機  (11:00頃)

ブルーインパルスに搭乗するパイロットはドルフィン・ライダーと呼ばれます。F-4と似た感じの愛称ですね。
ご存知の様にブルーインパルスに搭乗する事が出来るパイロットは空自パイロットの中でも選ばれたエリート達のみです。
この写真のパイロット達もかつてはF-15等で経験を積み、現在はブルーにて更なる経験と技能を磨いている事でしょう。

で、画像では2名のパイロットが乗ってます。ポジションとしては「教官と訓練生」な訳ですが、ブルーについて調べると
多くの資料では師匠と弟子という風に紹介されていますね。伝統美を重んじる日本らしい風習と言えるかな。
ブルーの任期は3年です。その間に飛行技術は勿論、ブルーのパイロットとしての心構えを伝授していくんでしょうね。

そして写真に写ってる「5番機」というポジション。自分はブルーにあんまり詳しくないので改めて調べてみたんですが
主にソロ演技を担当する他、場合により1番機(隊長機)に代わり隊を指揮する「ナンバー2」的なポジションみたい。



以下ではブルーインパルスの飛行を紹介します。最初に断っておきますが自分はブルーインパルスにそれ程詳しくないので
ウィキペディアや解説本を見て確認しながら紹介しています。なので多少の間違いがあるかもしれません。ご容赦下さい。

「ダイヤモンド」   (11:21頃)

ブルーは6機編隊が基本ですが、ソロ(単独)演技を行う5・6番機が抜けた状態での隊形がこの「ダイヤモンド」です。


「ダイヤモンド・テイクオフ・ダーティー・ターン」   (11:22頃)

上述のダイヤモンド隊形からスモークを曳いて会場上空を通過する技。オープニング技としてお馴染みらしい。
ダーティーという名前なので「何か汚いの?」とか思いましたが、「ギアを出したままの状態」をダーティーと言うらしい。


「技名不明」  (11:23頃)

左側で下降しているのが6番機、右側で上昇しているのが5番機です。何という技なのか分かりません・・・
今回の飛行の中で唯一とも言える垂直系の技でした。こんな天気なので派手な技は無理だったのでしょう
この写真は「全く別方向に飛んでる2機を1枚のフレームに収める」という事を意識しながら撮りました。


「リーダーズ・ベネフィット」   (11:33頃)



「ポイントスター」   (11:35頃)



「ピラミッド」   (11:44頃)

撮影した写真の中から何枚か抜粋。天候が悪いので水平系の編隊飛行ばかりなのが惜しい所。
撮影時間も併記しましたが秒単位でフライトをこなしてるという点に驚愕します。
素晴らしい飛行技術を披露しつつ時間も正確にコントロールしている。ブルーのパイロットって凄い!


「クリスマスツリー・ローパス」   (11:53頃)

最後の演目です。アナウンスでは「ちょっと早めのクリスマスプレゼント」と言ってました。メリークリスマス!

今回は悪天候の為、派手な飛行(垂直系・回転系等)は無しでしたね。
この天気では仕方の無い事ですが、ブルーインパルス目当ての人には残念なイベントとなってしまいました。


展示飛行を終え羽を休めるブルーインパルス (13:03頃)

地上でも綺麗に並んで駐機するブルー。尾翼に番号が描かれてない予備機(805号機)がちょっと特別に見える。


サイン会を行うパイロット達

ブルーのパイロットは「航空自衛隊の代表」という一面もあるので、観客やファンに対しフレンドリーに接していました。
上述しましたがブルーのクルーの任期は3年です。こうしてクルーとファンが共有した時間は一生の宝物になるでしょう。


オマケ : 牽引仕様のブルーインパルス

会場内ではこの様な特殊改造されたブルーが走ってました。乗車してるのは特別に招待された自衛隊関係者とかかな。


これにて午前中のスケジュールが終了。トイレに行ったり昼食を取ったりして休憩します。

ランチのステーキプレート ¥1000

ビーフステーキ・ポークソーセージ・フライドチキン・ポテトを一皿に盛り合わせたアメリカンなメニュー。
ボリューミーな肉と濃い目の味付けすごく美味しかったです。昨晩のカルビマックにより全然美味い。
こうして美味しいランチを食べながら会場内をブラブラ。ステーキを食べながらVADSを見たりしてました。

余談ですが12:40頃に会場BGMとして「ブレイブウィッチーズ」のテーマ曲「アシタノツバサ」が流れてました。
リアルタイムで視聴中のファンとしては非常に嬉しい展開ですね。空自の広報担当はいい曲選びをしますね。
他にも空飛ぶ広報室のテーマ曲である「Contrail」や艦隊これくしょんのOP曲「海色」とかも流れてました。


離陸するF-15J(841号機)  (12:30頃)

自分も含め会場中がランチを満喫中にお昼休憩も取らずに?飛び立った小松基地・第306飛行隊のF-15J。
このまま飛んで行って戻ってきませんでした。天候がこんな状態なので早めに基地に帰投した感じでしょうか。


それでは午後のフライトの開始です。まずはRF-4Eによる戦術偵察飛行です。

離陸する第501飛行隊のRF-4E

ホビーマスターの模型で予習した「第501飛行隊のグリーン迷彩のRF-4E」なので私的にはちょっと特別な機体です。


ベイパー雲の尾を引きながら会場を通過

それにしても相変わらずベイパー雲が凄い(酷い)です。 午後からより一層天気が悪くなってきて撮影は厳しい状況でした。


機首に埋め込まれた偵察カメラで会場を撮影中?

今回のリポートの冒頭にて「ここ一ヶ月間における長野県におけるF-4の飛行状況」をお伝えしましたが
「あの時飛んでたのはこの偵察仕様のRF-4シリーズなんだろうなー」とか思いながら撮影してました。


RF-4シリーズの特徴(?)であるグリーン迷彩

最悪の曇り空の所為で折角のグリーン迷彩もハッキリと撮影出来ず残念。晴れてればまた違った絵が撮れていたはず。
そう言えば随分昔にF-4のプラモを作った際にグリーン迷彩に塗った思い出がありますね。迷彩って塗るの難しいです。


ドラグシュートで減速しながら着陸

アナウンスによると着陸時の速度は時速約300kmとの事。ちなみにF-4の着陸距離は700〜1000mらしいです。


それでは本日最後の演目 F-4EJ改による機動飛行です。

離陸する第302飛行隊のF-4EJ改(437号機)

フォルダを整理してたらブルーインパルスと一緒に写ってる写真があったので(トリミングして)掲載。
F-4パイロットの年齢層は不明ですが「俺もいつかブルーに乗ってやる!」とか思ってるのかな?


第302飛行隊のF-4EJ改(414号機)





いやはや、それにしても酷い写真写りだな!(自虐)
リポートを作成してて気落ちするくらい残念な写真です・・・ 今日は朝から天気が悪かったんですが
午後から更に天候が悪化。曇りの背景とグレーの機体が最悪な組み合わせになってしまってます。
自分の撮影技術の未熟さが大きな原因ですが、せめて綺麗な青空の下で撮りたかったです・・・


ランディング・ギアなどを出したダーティー状態(着陸状態)での飛行

この写真で注目したいのがアレスティング・フックを出しているという点です。
F-4は元々艦載機であり、陸上で運用されている現在でもアレスティング・フックは残ってました。
という事は地上や空母でアレスティング・ワイヤー着陸出来る?
実際に岩国フレンドシップデーではF/A-18が地上でアレスティング・ワイヤー着陸してました。
空自のF-4がアレスティング・フック着陸する機会はもう無いと思いますがロマンある光景です。


ダーティー状態(ギア出し状態)での飛行 そのA

空気抵抗が大きく速度も遅い状態なので揚力を稼ぐべく、「後縁フラップ」と「前縁フラップ」を展開してます。
(飛行機好きとして基礎知識を書きましたが厳密には多少間違ってるかも知れないとちょっと不安だったり)
ちなみにF-4の失速速度は約275km/h。パイロットは巧みに機体を制御しながら飛んでたんでしょうね。
ここでエースコンバット3のディジョンの名言を1つ紹介。推力に頼るな。空力を生かせ。
航空機は空気の力によって飛ぶ物体なので空力(流体力学)を理解すれば安定した飛行が出来そうです。


ドラグシュートを展開し減速するF-4

RF-4Eと同じくドラグシュートにより減速しつつ着陸。本来なら地上展示機をじっくり見学し
ドラグシュートの機構とかもチェックしておきたかったんですが時間が無くて無理でした・・・


こんな感じで14時過ぎには展示飛行は全て終了。後は帰る準備をしつつ会場をブラブラします。


「AH-1S コブラ」

会場に駐機していたAH-1S。陸自からのゲスト機でしょうか? 飛行はせず地上展示のみでした。
AH-1Sは見慣れた装備だし陸自の駐屯地祭に行けば見られるので特にチェックはしませんでした。


「AH-64D アパッチ・ロングボウ」

コチラも陸自からのゲスト機で展示飛行は無し。画像は帰投の為にエンジンを始動中の様子です。
あれ!? このアパッチ、ミリ波レーダーが付いてない!!
AH-64Dの特徴であるメインローター上の「AN/APG-78ロングボウ・レーダー」が付いていません。
整備中とかの理由で取り外してるんでしょうか・・・? 何気に貴重な状態を撮影する事が出来ました。


「F-2」

三沢基地の第3飛行隊に所属する03-8504号機。コチラも地上展示のみで飛行はしませんでした。
14:30頃に離陸。このまま三沢基地へ帰投する感じでしょうか。三沢基地もいつか行ってみたですね。


パイロットやクルーの待機所?

格納庫の隣に位置するこの小さな建物。パイロットや整備クルーの待機所でしょうか?
旗には「301 TFS F-4EJ」と描かれているので第301飛行隊の待機所みたいです。

そして誇らしげに飾られているF-4(418号機)の垂直尾翼がカッコいいです。
梅のマークが描かれているので第305飛行隊で運用されていた機体ですね。


F-4 ファントムUのマスコットキャラクター(?)

カメラを向けるとフレンドリーにポーズを決めてくれたこのキャラクター。
どうやら飛行隊に関係なくF-4自体のマスコットキャラみたいです。
胸のUのマークが確かにそれっぽい。こういうキャラもいるんですね。


こうして全ての演目が終了し百里航空祭は無事に閉幕。

Goodbye PhantomU See You Next Year!(←精一杯の英語)
自分もギリギリまで粘りつつ15:10頃には基地を離脱。雨も強くなり始めたので急いで帰投します。

・・・そういえば今回は座って休憩した記憶が殆ど無いですねー。立ちっ放しの歩きっ放しでした。
それでも意外と疲れなかったのはF-4が興奮剤になった事と、車中泊による十分な睡眠のお陰かな。

帰りのルートとしては茨城空港北IC→笠間PA(休憩)→甘楽PA(休憩)→佐久IC(¥3720)という感じ。
そして夕食はまーた懲りずにマクドナルド。「どうせなら最後までアメリカンで決めたい」と半ば意地でした。

そして21:20頃に自宅に到着。累計走行距離は約540kmでした。今年最後の自衛隊イベントも無事に終了です。

今回撮影した画像は1200枚以上にもなりました。初めての一眼レフなので張り切って撮り過ぎました・・・
写りの悪い写真や重複してる写真も多数あるので改めて整理、最終的には700枚以下まで整理しました。


今回手に入れた記念品など

第301、302、501各飛行隊のワッペンやF-4のエンジンのパーツなどF-4関連ばかり。
第301飛行隊のワッペン(カエル)は2個ありますが微妙に種類が異なり、マフラーの星が
7個の方が第7航空団(百里)の物で、星が5個の方が第5航空団(新田原)時代の物です。

何気に珍しいのがJ79エンジンのコンプレッサーのブレード(14段目) ですかね。
廃棄処分されるJ79からブレードを取り外してキーホルダーとして加工した物らしい。
という事はチタン合金製? ちなみにパーツには「14Y 402」と刻印されています。

※余談ですが今回の記事を作成中にアシェットの「週刊 F-4EJ改をつくる」という雑誌を知りました。
第302飛行隊のF-4EJ改(440号機)を1/32スケールで作るという物です。一応買う予定です。


※オマケ画像
2017年1月7日 佐久市上空で訓練飛行中のF/A-18 (12:00頃)

1月7日にとある用事で佐久市近辺に行った際に上空から轟音が聞こえてきたので「お、F-4か?」と空を見上げたら
F/A-18が2機、上空を飛行中の光景を目撃。スマホカメラなので画質が悪いですがF/A-18です。
特筆すべきは15分間ほど滞空し空対空戦闘訓練の様な飛行を行っていた事です。2機がグルグルと回ってました。
調べてみると「ロナルド・レーガンのF/A-18E」ではないかという情報が。という事は厚木基地から飛んできたのかな。
航空機ファンとして新年早々縁起の良い光景を見られた事を喜ぶと共に気になるのが厚木基地の今後の展開です。
厚木基地に所属する航空機は2017年度後半に岩国に移動するとの事です。ただ母艦であるロナルド・レーガンは
横須賀に配備されたままですよね? 艦載機だけ岩国に行くって事? その辺がよく分からないんで調べてみます。



「基地紹介編」                 「装備品紹介編」

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