・「農道離着陸場」とは農道を拡幅して造った飛行場の一種であり、空港法では場外離着陸場に分類される。 ・バブル期真っ只中の1980年代末期に農林水産省によって「良質な農産物を小型航空機で全国各地に空輸し農業を振興させる」という目的で建設が決定。 しかしバブルの崩壊、割高な輸送コスト、設備の建設・維持費が高い、悪天候による欠便など多くの問題が発覚し「バブルに浮かれた失敗事業」という結果に。 ・この「飛騨農道離着陸場」(飛騨エアパーク)は1995年6月に開場。標高は714mであり飛行場(※)としては日本一の高さである。(※空港とは区分が異なる) ・飛騨以外にも北海道、福島県、岡山県、大分県など全国8ヶ所に同様の農道離着陸場が建設され、現在も細々と運営中・・・らしい。 ・農産物の空輸という当初の目的は頓挫したが、近年では災害時における救助活動拠点やレジャー用途の多目的広場など新たな利用方法を模索している。 |
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